招待状は印刷で済ませる人よりも手書きの人の方が多い
私たち夫婦は、結婚式を挙げたとき、招待状の宛名を手書きにしました。
式場のプランナーさんから、手書き派が断然多いし、丁寧な印象があるから手書きをおすすめすると言われたためもあります。
４０枚ほどを手分けして書いたのですが、これがなかなか大変でした。二人とも書道に自信がなかったので、最も気を遣う職場の上司宛てのものは、趣味で長年書道教室に通っている叔母にお願いして書いてもらったのですが、それ以外の招待客の方々も、もちろん大切な関係のお客様なので、漢字間違いがないよう、何度も確認して挑みました。
初めは二人で机に並んで話しながら書いていたのに、いつの間にか二人とも正座かつ無言で書いていました。そうやって気を付けていても、うっかり間違えたり、墨がかすれてしまったり、自分たちで見ても下手だったりして、何度かやり直しました。
書きあがったら、お互いの分を交換して誤字がないか確認をして、またやり直しをして、と結構な時間がかかりました。大変ではあったけども、誰かに全部頼めばよかったとは思いませんでした。
丁寧に宛名を書きながら、その人にお世話になったことや、一緒に過ごして楽しかったことなどを思い出せたし、主人と二人、黙々と集中して作業した時間も、貴重で贅沢な時間だったと思います。
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